2018年12月16日日曜日

画像解像度に要注意!

シルクスクリーン、せっかくなら綺麗に刷りたい!
刷るときに気をつけたいことももちろんありますが、その前に…
原稿を作る過程から要注意⚠️なことがあります!
それは、「画像解像度」

画像解像度ってなに?~
画像の密度を表す数字のことで、画像のきめ細かさを表します。
数値が高いほど綺麗に見えるデータということ。
反対に、数値が低いと粗いデータになります。

画像データを刷るときは、
画像解像度の数値によって仕上がりがかなり変わるということ!
いったい、どれくらい変わってしまうのか😞


くまさんのイラストで実験してみます~!!!

画像解像度の設定は、Photoshopだと「イメージ」から確認することができます。


入稿するときは、原寸サイズで300dpiに設定しましょう!!!

画像解像度の数値ごとにイラストを比較してみると↓こんな感じ
数値の低い左側のほうが、右側に比べてぼやっとした輪郭にみえますね。
50dpiのイラストを拡大してみると…



ガビガビだー!!!!!
滑らかさのかけらもないです…。
そして、真っ黒ではなくグレーがかっている箇所がありますね。

このグレーの箇所は綺麗に製版できません!
⚠️製版時に、網点(ドット)になってしまいます。⚠️

では、実際に刷ってみます!
まずは300dpiから。

はい、綺麗!ほとんどデータ通りに刷ることができました~

では次!100dpi

輪郭がギザギザに…。データがグレーになっていた箇所、少しドットが出ていますね。
特にテキストのフォントはすでにボロボロ…

最後!50dpiがこちら!!!
うわあ~!これはもはや違うデザインのようになってしまいました。
ガビガビです。文字の部分は別のフォントのよう…。




拡大してみると、めちゃくちゃドットの主張が強い…。

左 300dpi/右 50dpi

比較するとこんなに違う!

画像データを入稿するときは原寸サイズで300dpiに!
ちなみに、入稿はai/psd/pdf/jpgデータもしくは紙原稿でお願いします。
いちばん綺麗なのは、ai形式のパスデータですよ~

ご自宅で紙原稿をスキャンする!という方も、その際は高解像でお願いしますね!


画像解像度をマスターして、楽しくシルクスクリーンで遊びましょう~😊