シルクスクリーンに向いている素材、向いていない素材色々ありますよね。
今回は、【ジュート】に刷ってみます!
\こちら/
ジュート…そう、目の粗い素材は基本的にオススメしていません。
だってこんなにアミアミ!凸凹なんですもんっ!!
インクが抜けちゃう!(凹の部分から裏側へ…)
わかっているなら、なぜ実験するかと言うと!
裏側にコーティングしてあるのでインク漏れを防ぎます!と、
メーカーさんに言われたのです。(新商品の提案)
\じゃーん!/
写真わかりにくいですね💦すみません。
コーティングしてあるので、アイロンはかけれないな。という印象。
SURIMACCAインクはアイロン無しで使用できるので、
どれどれ、刷ってみるか(何故か上から…笑)
マチがあるので、ちょっとフワフワします…
しっかり押さえて…刷る!!
凸凹しているので、刷ってる時の「ジョリジョリ」音が…笑
刷れてるかな…ドキドキ
お!思いのほか刷れた…
刷りたてはインクが乗ってます。
時間が経つと、麻がインクを吸ってきます。
アミアミ感が出てきました。
斜めから見ると特によくわかります。
ある程度、線の太さがあるからイケたのかなぁと思い、細いタイプも刷ってみました。
こんなデータです。中央のドットの影がある文字は厳しいだろうなと思いつつ…
こんな感じ。
やっぱり影は無理ですね。一番下の文字の飾り部分も安定しませんね。
斜めから見るとアミアミ感。
カスレっぽいですね。
もう一回り大きなバックで、インクのサンプルデータを刷ってみます!
お。刷れた。と、思いきや…
左が原稿です。細かい部分はほぼ潰れてますね。
小さな文字は読めません!
白抜きは厳しい!!
1枚刷った後に、版の裏を見てみると…
凹の部分のインクがびっしり…
凸のところにしかインクが乗ってないので、こんなにインクが残ってしまいます。
このまま2枚目を刷ろうとすると、素材が汚れてしまうので
新聞紙や、いらない紙などに刷ってインクを落としてから次の素材にうつりましょう。
ちなみに、刷った後の素材の裏はこんな感じになってます。
※染み出てはいません!
透けて見えてます。
2色刷りは、かなりハードルが高いと思うので、
シンプルなデザイン、しっかりとした線
1色刷りがオススメです!
ざっくりしたナチュラルな素材感が可愛いジュートのバッグ
トライしてみて下さい!!