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2020年9月18日金曜日

グラフィティアートごっこをしてみる

街中や郊外で見かけるグラフィティアート。

ラッカーで直描きするものもありますが、某有名アーティストのように
ステンシルを用いたものも多くあります。

一般的に用いられるのは型紙をカッターでくりぬいたステンシルシート
ですが、JAMの製版も同じように使えるのではないだろうか?
と、今回は実験してみました。

グラフィティ風作品をつくるぞー!


ラッカースプレーで印刷してみる

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このデザインを刷るで~。



マスキングテープで版を板に直付けし、ムラやカスレも味だと思うので、
まばらにラッカーを振りかけてみました。
ら、


ぎゃー!イメージとかけ離れた仕上がりに!!!
スプレーのインクは水気が多かったらしく、木目にそってにじみすぎてしまう模様!
※シルクスクリーンで刷る場合にも、木目には要注意です!
薄めの部分はきれいに出ているので、さらっと吹きかけてみます。
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にじみは抑えられましたが、全体的にやはり薄い仕上がりに。
理想にはちょっと届きませんでした。
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同じ版でステンシルをする
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【ステンシル】というのは英語で【孔版】を意味しますので、
シルクスクリーンもステンシルの一種ではあるのですが、多く、インクを含ませた
スポンジで孔版を軽くたたくようにして転写する印刷技法を呼んでいます。
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しっかり固定したかったので、枠に張ってみました。
流しにあった乾いていたスポンジでポンポンたたいてインクを落とします。



味のでた、ちょっと理想に近い仕上がりです。


結局シルクで刷っちゃう
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結局、シルクスクリーンで欲しいカスレなんかをデザインに盛り込んでデータ作って
刷れば、一番美しく仕上げられるのでは?と思ってしまいました。


せっかくなので、ちょっとカスレるところや、ステンシルシート外にラッカーを及ばせ
シートの形が浮き出る、グラフィティっぽい感じも盛り込んだ 全部のせ デザインに



さすがシルク、めっちゃ細かいところまできれいに出ております…。
カスレやラッカーの薄れた外側の部分などは、網点に変換されています。
中のデザインはシルクで刷って、後でシートでかくして周りの風合いのみ
ラッカーでつけてみたり、の合わせ技も面白いかもしれません◎

シルクスクリーンは「かすれてしまった…」といった事態が起こりがちですが、
案外「楽しみにしていたほどかすれなかった」という声を聞くことも多くあったりします。
今回の結論というわけではないですが、確実にダメージ感など、 味 を出したい場合は、
デザインに盛り込んでおくのが吉です!


■シルクスクリーン製版の原稿の作り方
https://jam-p.com/
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■SURIMACCAインク/くろ

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JAMLAB

この記事で気になった点や不明な点がある場合は、
こちらからお問い合わせください。
omise@jam-p.com
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2020年8月31日月曜日

ラメインクであそんでみた

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8月よりJAMでは2週間ずつのインターンシップを実施しています。
学生さんたちにJAMでの業務を体験しながら、自分たちでテーマを決めてシルクスクリーンの実験をしてもらいました。
今回、題材として選んだのがラメの入ったSURIMACCAインク。
どのような実験になったのでしょうか。。。



今回は、ラメインクを使って
①他のインクと重ねるとどういう発色になるのか?
②重ね刷りした上からツヤプリするとさらにぷっくりするのか?
と疑問に思ったので実験してしてみました!
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ラメ入りのSURIMACCAインク(ゴールド、シルバー、カッパー)は、インク自体にラメがぎっしり入っています。
ラメは目詰まりを起こしやすいので、専用の製版を使用してください。
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■SURIMACCAインク/シルバー
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■【インクがよく通る製版】SURIMACCAインク金・銀・銅専用
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まずはそのまま刷ってみる

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図案を用意して、白と黒の紙にシルバーで刷ってみました~
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どちらもキレイに発色していますが、白っぽいのインクなので黒い紙に刷った方がよりしっかり発色しているように感じられます。
画像では少しわかりづらいですが、シルバーのラメがぎっしり入っているので、実際にはとてもギラギラしています。
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実験①他のインクと重ねるとどういう発色になるのか?

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シルバーインクに通常のインクを重ねると、どのような発色になるのでしょうか?
通常のインクで選んだのは『Umi』。夏らしいあざやかな青色です。
この実験では、A.ラメ→通常のインク、B.通常インク→ラメの順で重ねていきました。

刷る時には、紙がズレないよう下の図のように用紙の角にマスキングテープを貼りました。
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まずは、白い用紙に印刷。
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左がA.ラメ→通常のインク、右がB.通常インク→ラメの順で重ねたものです。
A.は重なった部分の彩度が少し落ちてメタリックな質感に、
B.は重なった部分が白くなりキラキラしていますが、下のUmiの色が透けてレイヤーをより感じます。
白い用紙ではシルバーのインクはグレーっぽい色なのでUmiの鮮やかさは落ち全体的にグレイッシュな仕上がりになります。

次に黒い用紙に刷っていきます。
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左がA.ラメ→通常のインク、右がB.通常インク→ラメの順で重ねたものです。
Umiは黒地に発色が弱いインクのため、かなり色が沈んで見えます。
群青色みたいですね。
A.は重なった部分がUmiの色味がでてきて彩度が上がっています。
また、ラメが青くみえキラキラしています。
B.は先に刷ったUmiの色味がほんの少し透けていますがUmiの色味は沈んだままです。

黒い用紙では白い用紙に比べて、よりレイヤーが感じられる仕上がりとなりました。
この実験では最初に刷った色味はある程度出ること、刷る素材の地の色によって発色の仕方がかなり変わることがわかりました。
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実験②重ね刷りした上からツヤプリするとさらにぷっくりする?

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ラメインクを使ったまぜまぜインクとクリアインクを交互に重ねていき、最後にツヤプリをかけると通常よりもぷっくりとした仕上がりになるのか?
今回用意した図案はアイスクリームの図案、2つ同じ版を用意しました。
刷る用紙はバウムというクリーム色の用紙を使用します。
※ツヤプリパウダーは布には使用できませんのでご注意を!
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まず、まぜまぜインクをつくっていきます。
使ったインクはシルバー、ミント、クリアの三色。
少し透明感を出したかったのでクリアを多めに、ミントとシルバーをちょこっと入れて混ぜ混ぜ…
透明感のあるカラーができました。
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刷り重ねる時に版を置く位置がわかるように、一回目の版を置いた場所にマスキングテープで印をつけます。
二回目のクリアインクを刷る版も同様に印をつけていきます。
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印刷開始!
一回刷ったらドライヤーで乾かし、また上から重ねて刷っていきます。
位置を何度も合わせて慎重に。
これを五回(!)同じように重ねて刷っていきます。
刷り終わったらツヤプリパウダーを全面にかけて、余分なパウダーを振り落とします。
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200℃に設定したヒートガンでツヤプリパウダーを熱していきます。
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完成~!

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隣に刷った一回刷りにツヤプリパウダーをかけたものと比べるとだいぶ厚みが出てぷっくりしています。
まぜまぜインクにクリアを混ぜたので透明感ある発色になりました!
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みなさんも是非ツヤプリを使って、見るだけじゃなく触って楽しめる印刷試してみてくださいね!
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JAMLAB

この記事で気になった点や不明な点がある場合は、
こちらからお問い合わせください。
omise@jam-p.com
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2020年3月5日木曜日

【刷り方ポイント】お人形にオリジナルの服を着せる!

かわいいシルバニアの園児たちがお仕事体験をしにやってきました。
このままでとってもかわいいのですが、JAMの店頭に立ってもらう以上、
スタッフだと分かりやすくなってもらう必要があります。



ということで、お洋服をJAM仕様にしてみます。

シルクスクリーンは孔版印刷
版の穴の空いている部分にインクを通すだけの単純な仕組みですので、段差があると
その段差に余分なインクが落ちて、デザインがぐちゃぐちゃになってしまいます。
なので、デザインは基本的に縫い目など段差がある部分から2cm程度離しているのです、が、
しかし!今回のちっちゃな洋服は全体で数cmしかありません。
∴絶対に難しい!

※可能であれば人間サイズのものでも、立体に仕上がる前の平面に刷ってから、
それを仕立てるのがいちばんきれいに仕上げられます。

それでも挑戦してみようと思います。

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実験①板に押し付け襟側(段差側)から刷る


できるだけ平らになるように、スプレーのりを吹き付けた板にしっかりと貼り付けます。


極力平らになるように、しっかり圧力をかけながら刷ります。
段差の隙間におさまるスキージーがないので、細い調理用のヘラで代用しました。

だはっ
力でねじ伏せられるかと思いましたが、やはり1cm以内に袖や襟の段差のあるせいか、
文字がにじんでしまいました!


実験②板に押し付け裾側(平面側)
から刷る


段差のない側から刷ればいけそうな気がする。ということで、裾側から刷ってみます。
インクを裾側奥手にのせのせ。



わぉ
めちゃくちゃにじんでしまいました!
もう少し段差から距離があれば効果のある方法でしたが、改善ならず!
布とはいえ、ぎゅっと押したくらいではデザインに近すぎる凹凸を御しきることはできない模様。
方向を変えたくらいでなんともなりませんでした。


実験③中に高さのある板を入れ段差をなくす

厚みのある板を中に差し込み、段差をなくしました。
四隅の浮かしパーツ(ピンクのパーツ)の下にも、中に差し込んだ板と同様の
厚みの板をかませて、高さを同じにして刷ってみます。


大成功!!!
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失敗したものは白ベタを上から刷って、もう一度③法で挑戦しました◎
ゼッケンみたいでかわいくなったのではないでしょうか!





小さいものに刷るのは思いの外難しかったですが、
手間を惜しまず準備をすれば問題なし!
こんなにちびさんな服に刷れるのですから、これより大きいものには言わずもがな。
みなさんも、ぜひ挑戦してみてくださいね。



それでは、お店でお会いしましょう!



■シルクスクリーン製版の原稿の作り方やスリマッカの使い方
https://surimacca.com/howto.html
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■凹凸がある素材への刷り方

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JAMLAB

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こちらからお問い合わせください。
omise@jam-p.com
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2016年8月16日火曜日

【刷り方ポイント】マーブル刷りを使った重ね刷り


おこんにちは!
連投!スタッフNです!

今回も、版の上でインクと遊んでみました!
はい!マーブル刷り!です!

グラデーションとは違い、
1回刷ると色が全部混ざってしまうので
きれいに刷れるのは1回のみ!
刷っているうちにドンドン色が混ざっていきます。
1回にインクもたくさん使うので贅沢な刷り方です!
今回はSURIMACCAインクのパステルカラーを使ってみました。


紙に刷る時は、SURIMACCAホルダーを使うとかなり作業がしやすいです。
紙は薄いので、下に高さ調整のための紙を敷いています。
しるしをつけておけば位置合わせも簡単です。


角を合わすと同じ位置にくるしるし。

図案の上に直接インクをたらして模様をつくります。


ぼくはかなり適当にやりましたが、緻密にたらしてもおもしろいと思います。

あとは一気に刷る!!
1回で刷ってしまわないと色が混ざってしまうので、
全神経を集中させて刷りましょう!!




じゃじゃん!



いい感じにマーブルになりました!
きれいにマーブルになるのは最初の1回だけ!
あとはどんどん混ざっていきます。

途中でインクを足すとまたいい感じに~~。



徐々に変わっていく感じも個人的には好きです。

マーブルだけでは物足りないので、もう1色重ねます!




じゃじゃじゃじゃん!!





狙い通り、だんだん色が混ざってどんよりしていく感じと、この顔がマッチしました!


シルクスクリーンは同じものをたくさん刷れるのが
良い所ではありますが、こんな風に1点ものをあえて作るのもいいですよね。
ぜひ試してみてください~