しかし!まだまだ間に合う年賀状!その⑤です!
以前「年賀状を作ろう!その②」の記事中、
『アナログで原稿を用意する場合は、
元の絵を用意して、色ごとに紙を分けてトレースしていってください。』
元の絵を用意して、色ごとに紙を分けてトレースしていってください。』
とパソコンやペイントソフトが手元にない方は一番くわしく知りたいんじゃないかなというところを2行ですませてしまいました…
ですので、今回はアナログで原稿を作るところからスタートしたいと思います!
~使用した物~
- 筆記用具(細いペン・太いペン どちらもあると便利)
- 色鉛筆
- 消しゴム
- 定規
- 紙(トレースしやすいように、トレーシングペーパーがあると便利かも)
- マスキングテープ(固定用)
1.まず初めに、ハガキの周囲をなぞって紙にしるしをつけます。
(今回は官製はがきではなく、同じサイズにカットした厚紙に刷っていきます)
2.枠線がかけたら絵を描いていきます。あとで上からなぞるので消しゴムをかけて汚くなっても大丈夫のはず…
3.だいたい描けたら、どこにどの色を使うかかんがえながらちょちょっと色を塗っていきます。色数が多いと刷るのが大変なので、初心者さんは1~3色で考えるとよいかもしれません。また、重ね刷りをすれば少ないインクで色数を増やせるので、ぜひ覚えておいていただきたいテクニックです◎
こんなもんかな~とだいたい塗り終わったところ
4.色を付けたい部分が決まったら、その上から紙を重ねてペンでなぞっていきます。
この時1枚の原稿の中に、違う色を使いたい線・面が混ざらないようにご注意を!
また、線の色が薄いと綺麗に版にならないので、しっかり濃く描いて&塗っていきましょう!
下書きが薄いと見えづらいので、トレーシングペーパー・もしくはクッキングペーパーなどの薄い紙を使うとやりやすいです。
こちらは赤いインクを使う部分をトレースした原稿です。
下書きをトレースしている時に紙がずれてしまうと大変なので、
マスキングテープなどで張り合わせましょう。
今回は3種類のインクを使うので、計3枚の原稿ができました。
ここまででアナログの原稿作りはおしまいです!
これで2色刷りの原稿の作り方もバッチリになったでしょうか。
元となる絵さえ決まれば、かかる手間はデジタルとそんなに変わらないのでは!と個人的に感じました~
~~~~~~~~~~~~~~5.原稿が出来たら?~~~~~~~~~~~~~~~~
まずは製版の注文後、原稿を郵送にてお送りください。
(送付先などは、ご注文後に送付するメールに記載しております)
スキャナーをお持ちの場合は、スキャンしてデータ化したものを専用のフォームから
お送りいただければ完了です◎
また、データの形式はai/psd/pdf/jpgのみの対応となりますのでご注意ください。