2018年6月4日月曜日

【SURIMACCAインク金・銀・銅専用製版】で何枚刷れるか!

こんにちはスタッフAです。
金・銀・カッパー・kotteriインクをお使いの皆様!専用の製版がある事ご存知ですか?



版を専用のクリーナー液で洗浄したものなので、インクが通りやすく詰まりにくいのが特徴です!
通常の版でも印刷は可能ですが、金・銀・カッパー・kotteriインクはインクの粒子が荒かったり、インクが固く乾燥が早いので、作業効率を考えると断然専用製版がお勧めです。

通常70メッシュの製版

SURIMACCAインク金・銀・銅専用製版 70メッシュ


上2つの写真わかりますかね?
イラストの穴の部分、通常の70メッシュよりSURIMACCAインク金・銀・銅専用製版 70メッシュの方が下の机がの色が見えています。
クリーナーによって穴がきれいになっているので製版の段階で違いが出てます。

今回は【金・銀・銅・専用製版】の版を使って何枚くらいまで版が持つのかひたすら印刷していきたいと思います!!
絵柄はアジサイ!インクは固めのkotteriインク!!!目指せ真っ白なアジサイ畑〜


 【DAY1】
別の記事でご紹介したように手元には濡れウエスとドライウエスをしっかり常備!
手を止めてしまうとインクが固まってしまうので休憩なし!ひたすら刷ります!!
1日目は勤務時間の都合上1時間のみ。
でもディリートートバック1枚、トートバック1枚、ランチバック1枚、A3色紙1枚、封筒22枚刷りました。
印刷の合計数は64か所!!

版は綺麗です。潰れていません!!
短時間で一気に刷っているという事も良い方向に働いていそうです。
版を洗って次の日の印刷に備えます。

久しぶりにがっつり印刷したのですが、楽しいですね♪思わず封筒など色々なアイテムに刷ってしまいました。父の日のラッピングに早速使います(笑)



【DAY2】
今日はがっつり3時間!刷るぞ〜!!
気温も30度近く!!暑いぞ!!インクの乾き早いぞ!!



DAY1で刷ったものの裏にも!そして今回は刷りの個数を稼ぐために、A3の用紙への印刷を中心に刷ってきます。

刷り始めて2時間。集中力が切れてきました。足が重たいし、喉が渇きました(笑)
10分くらい座って休憩したい気持ちですが、インクが乾くとチャレンジ終了です。
気分転換に手洗いです。綺麗になった手で作業に臨みます!(もちろん水も立ち飲みしました)

版はまだまだ目詰まりする様子も無くきれいです。今回図案に文字の様な細い線がないのも要因かもしれません。
ベタ面の大きなイラストですとストレスが少なく作業が出来そうです。



ただ版の上にのっているインクやフレームについたインクは、固くなってきてベタベタしてきました。
インクの補充をするのが手間なので、ついたっぷり版の上にインクを置きがちですが、少しずつ置いた方がインクが固まらず沢山刷れそう、そう感じました。


3時間。。。経ちました。まだ版つまっていません。しかし使っていたインクがなくなりました。まだまだチャレンジできそうですが、キリがなさそうなのでここまでで実験は終了します。


仕上がりはこんなにいっぱい



アジサイ畑できました♪
久しぶりに作業して感じた事、ワークスペースに朝から晩まで1日作業しているお客さん。すごいです!その体力と集中力本当に尊敬します!!!

さて早速集計です!!
【SURIMACCAインク金・銀・銅専用製版】で何枚刷れたのか!?
デイリートート1枚、トートバック1枚、ランチバック1枚、封筒22枚、A3用紙35枚
計59アイテム

印刷箇所
バック22か所、封筒80か所、A3用紙213か所
計315か所

刷った時間
計4時間

315か所も1枚の版で刷れました~!!
実験を始めるまでこんなに刷れるとは思いませんでした。
もちろん線が細かったり、デザインによっては刷れる枚数は違いますが、通常の製版に比べると版が長持ちします。

それと版が長持ちしたのは短時間で版を休ませなかった事!これで刷れる枚数が大きく違ってきます。

これからの季節暑かったり、クーラーの風でインクが乾きやすいです。
インクの乾きで困ったら是非【金・銀・銅・専用製版】専用版使ってみてください♪