2019年6月15日土曜日

モケモケミックスで遊ぼう月間②

6月15日から新発売のモケモケミックス
以前のブログでもご紹介させていただきましたが、
同じ発泡系の「もこもこインク」との違いを簡単にまとめてみました。
ふむふむ、モケモケミックスは布でも紙でも使える!という違いが大きいですね。
また他の色と混ぜた場合、もこもこインクはハーフトーンほど彩度が落ちますが、
モケモケミックスはうっすら白っぽくなる程度です。



こちらはキャンバス地にブラックとモケモケミックスを混ぜて刷ってみた物。
絵の部分はもちろん、小さな文字の部分も指でさわるとモケモケしてるのがよくわかります。

もこもこインク」や「モケモケミックス」などの発泡系インクの良さは
やはり普通のインクと違って質感が変わるところ。
そこで、布とインクが同系色だった場合、どういった仕上がりになるか
実験してみました!

「2:1(インク:モケモケ)」の比率になるようにインクを図り…


よく混ぜます。

黒いランチバッグに刷ることに。

こちらがアイロンをかける前の状態。うっすらと刷った図が見えています。

指につかないくらいまでよく乾燥させた後、「中」に温め、あて布をしてアイロンをあてます。
モケモケミックスの膨張開始温度が【120-135℃】
最大膨張温度が【175-185℃】
なので、最大膨張温度を超えると逆にモケモケが縮んでしまうので要注意!

さてさて結果は…


うさぎが!!白っぽく浮き上がってる!!

黒いモケモケになったらステキだなあと思っていたのですが、
現れたのは白いモケモケ…ちょっと残念。

元々黒い生地はインクの色が沈み込みやすいので、
モケモケと混ぜたブラックの色はそのまま目立たず、
モケモケ部分だけが浮き上がったため白くなってしまったと想像。

つまりモケモケとインクを混ぜても、
「色が付いたモケモケ」
になるのではなく、
「色」+「モケモケ」
層状になっている…と考えた方が仕上がりがイメージしやすいかもしれませんね。



こちらは、SURIMACCAインク全色とモケモケミックスを混ぜたサンプル。
左上から右に向かって2番目がブラックのインクを混ぜたものです。
(最初からこのサンプルを見ていれば今回の結果も事前に解っていたのですが)

こちらはワークスペースで展示しているので、モケモケミックスの仕上がりが気になる方は
ぜひ一度お手に取ってご覧ください!