シルクスクリーンは孔版印刷(こうはんいんさつ)の1種です。
印刷には大きく分けて凸版、平版、凹版、そして孔版の4種がありますが、
版にインクをつけ転写するのではなく、版に空けた穴(=孔)を通して転写するのが
孔版印刷の大きな特徴です。
シルクスクリーン(孔版印刷)のしくみ |
昔は版にシルク(絹)が用いられていたことから、シルクスクリーンと呼ばれるようになったとか。
シルクスクリーンの利点は、紙はもちろん布や木、樹脂や金属にも、そして平面だけでなく曲面にも印刷できること!身近なTシャツや、看板などにもシルクスクリーンが使われています。
スリマッカとは?
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レトロ印刷JAM×ターナー色彩共同開発のSURIMACCAインク
ターナー色彩さんとの共同開発で生まれたオリジナルのシルクスクリーンインク!作業がしやすいよう、これまでの水性インクとは違う工夫が施されてるんです・・・
【SURIMACCAインクの特徴はこちらから】→https://surimacca.com/surimacca_ink.htmlデジタル製版について
シルクスクリーンは「感光乳剤」を用いて製版する方法が知られていますが、
レトロ印刷JAMでは『デジタルスクリーン製版機』を使用して製版を行っています。
デジタル製版機の版は網戸のようなメッシュにコーティングが施されており、
データ上で黒にあたる部分のコーティングが熱で溶ける仕組みになっています。
1枚あたり100秒ほどで製版できるのでとっても早い!
・グレーは網点になる
まっくろ(K100%)以外のグレーは、製版されると網点状になってしまいます。
・写真って刷れるの?
https://jam-lab.blogspot.com/2018/12/blog-post_24.html
・製版していない版は使えない
未製版の版には孔(あな)が空いていない状態なので、シルクスクリーンに使用できません!
メッシュには「120」「70」などの種類があり、数値が小さいほど網目が大きいのでインクの通りがよくなります。
紙に細かい線などを生かした印刷をしたいときは120メッシュ、布にはっきりと刷りたい場合は70メッシュ・・・など用途に合わせたメッシュ選びをお勧めしています。
《過去の記事》
・メッシュの選び方
レトロ印刷JAMでは『デジタルスクリーン製版機』を使用して製版を行っています。
デジタル製版機の版は網戸のようなメッシュにコーティングが施されており、
データ上で黒にあたる部分のコーティングが熱で溶ける仕組みになっています。
1枚あたり100秒ほどで製版できるのでとっても早い!
デジタルスクリーン製版のこんな所に注意!
・カラーデータはNG
→データの場合はグレースケール化を、紙原稿の場合は黒白2色の原稿をご用意ください。
・グレーは網点になる
まっくろ(K100%)以外のグレーは、製版されると網点状になってしまいます。
・写真って刷れるの?
https://jam-lab.blogspot.com/2018/12/blog-post_24.html
・製版していない版は使えない
未製版の版には孔(あな)が空いていない状態なので、シルクスクリーンに使用できません!
版の種類を選ぼう
メッシュには「120」「70」などの種類があり、数値が小さいほど網目が大きいのでインクの通りがよくなります。
紙に細かい線などを生かした印刷をしたいときは120メッシュ、布にはっきりと刷りたい場合は70メッシュ・・・など用途に合わせたメッシュ選びをお勧めしています。
《過去の記事》
・メッシュの選び方
・細かい線や文字は刷れるのか?!-紙編-
https://jam-lab.blogspot.com/2018/12/blog-post_30.html
・細かい線や文字は刷れるのか?!-布編-
https://jam-lab.blogspot.com/2016/09/blog-post_7.html
・120メッシュでKOTTERI刷ってみた!
https://jam-lab.blogspot.com/2018/05/120kotteri.html
https://jam-lab.blogspot.com/2018/12/blog-post_30.html
・細かい線や文字は刷れるのか?!-布編-
https://jam-lab.blogspot.com/2016/09/blog-post_7.html
・120メッシュでKOTTERI刷ってみた!
https://jam-lab.blogspot.com/2018/05/120kotteri.html